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中国語のフォントの種類と使用方法
中国語の文字コードには大きく分けて二つある。
[GBコード] Simplified Chinese Language Kit
主に中国大陸で使われている中国政府制定の文字コード (国家標準信息交換用漢字編碼字符集)。 
使用される文字は主に簡体字になる。
[BIG5コード] Traditional Chinese Language Ki[Windows]
主に台湾や香港で使われている文字コード。使用される文字は主に繁体字になる。(香港では中国返還後,GBコードの使用比率が増加している。)
この二つの体系が全く異なるため、互換性はない。
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簡体字と繁体字

中国大陸では、一つの字でいくつかの書き方のある漢字の整理(1955年)・漢字の筆画の簡略化('56年)、手書き体による通用字形の制定('64年)など文字改革運動によって文字を簡略化して、この簡略化された文字はいわゆる「簡体字」である。今現在古典作品の刊行など特殊な場合を除いて中国大陸やシンガポールなどでもっぱら簡体字が使用されている。しかし、これらの文字施策は台湾などには及ばないため、香港や台湾ではまだ日本で言う「旧漢字」、すなわち「繁体字」を使っている。

●簡体字 象形文字が前身だった漢字には、書き方が複雑なものが多く、常に民間からそれを簡略化しようとする動きがあった。これを見た中国政府は、中華人民共和国成立後、文字改革委員会を設け、漢字の簡略化政策を採ったのである。1964年文字改革委員会が公布した「簡体字」が、「正字」として社会に通用し、学校教育も簡体字によって行われるようになった。現在、「簡体字」は主に中国大陸・シンガポール・マレーシアなどで広く使われている。

●繁体字 簡略化をほとんど加えられていない漢字のことを指す。書き方は煩雑だが、漢字の古典的な美しさが表現されている文字である。繁体字の使用範囲は主に台湾と香港あたりである。

 

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ご発注に際して

ご発注の際には、上記の簡体字 OR 繁体字ご指定を必ずお知らせください。
また、 フォントの指定(明朝系、ゴシック系)をお願い致します。

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中国語の文法とは?

日本語(の漢字)+英語(の文法)+α(中国語独自の部分。発音など)=中国語
中国語の文法は英語と似ています。中国語も英語と同様、基本的に「主語+動詞+述語」といった形で構成され、語順が重視されます。つまり、英語の文法の基本を知っていれば、中国語の文法の基本もわかるのです。
たとえば、「私たちは中国映画をみる」の英文は「We watch Chinese movie」で、中国語でいえば「我看中国?影」になります。  これはS(主語)+V(動詞) +O(目的語) の文型です。英語では第3文型と呼んでいた形です。「我」=S,  「看」=V, 「中国?影」 となっているわけです。

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中国語文字について
簡体字と繁体字
中国でも漢字を使うけど、今の日本と同じ漢字を使っていると考えてはいけない。 中国大陸では、一つの字でいくつかの書き方のある漢字の整理(1955年)・漢字の筆画の簡略化(1956年)・手書き体による通用字形の制定(1964年)など文字改革運動によって文字を簡略化して、この簡略化された文字はいわゆる「簡体字」である。今現在古典作品の刊行など特殊な場合を除いて中国大陸やシンガポールなどでもっぱら簡体字が使用されている。しかし、これらの文字施策は台湾などには及ばないため、香港や台湾ではまだ日本で言う「旧漢字」、すなわち「繁体字」を使っている。ということで、中国語を学ぶのには中国の旧字(繁体字)と新字(簡体字)の字形を両方覚えることになる。
豆知識:話言葉については、中国大陸と台湾両方とも「標準語」があるが、台湾と大陸ではニュアンスの異なる場合がある。特に地名などの固有名詞について選択する音が異なることが多く、中国大陸の人が台湾のニュースをみても時に理解できないことがある。
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中国フォントについて

1.中国語のフォントの種類
中国語の文字コードには大きく分けて二つある。

 [GBコード] Simplified Chinese Language Kit
主に中国大陸で使われている中国政府制定の文字コード (国家標準信息交換用漢字編碼字符集)。  使用される文字は主に簡体字になる。

 [BIG5コード] Traditional Chinese Language Ki[Windows]
主に台湾や香港で使われている文字コード。使用される文字は主に繁体字になる。(香港では中国返還後,GBコードの使用比率が増加している。)
この二つの体系が全く異なるため、全く互換性はない。

2.中国語の入力と変換できない方 ( スーパーリンク )
OSがXP、メールソフトがOUTLOOK EXPRESであることを前提として説明する。
まず、コントロールパネルを開き、地域と言語のオプションを開く。
言語のタブからテキストサービスと入力言語の詳細をクリック
設定タブからインストールされているサービスの追加をクリック
入力言語から必要な言語を選択
OKをクリック
適用をクリック
こうするとテキストサービスと入力言語というWINDOWに追加された言語が表示される。次に、メールソフトを立ち上げる。
新規メールでIMEでJPと表示されているところをクリックすると追加された言語が選択できるようになるので、クリック。
フォントを選択。
中国の簡体字であればGBが付いているフォントがそうですので、選択してから、後はピンインを打てば入力できる。

 

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中国語の漢字について

中国語の簡体字を見て、ある程度の違和感を覚える日本人は多いと思いますが、実際のところ、日本語においても一部の漢字は簡略化されています。いわゆる「略字」、つまり日本語の簡体字です。しかし、日本語の略字と中国語の簡体字の形は、全く同じものもありますし、異なったものもあります。さらに、わずかな違いで異なっているものもあります。

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中国語発音について
中国語世界に足を踏み入れると、最初に出会うのがアルファベットの勉強です!
中国語の発音記号は、アルファベットで表されます。
日本語には「あいうえお、かきくけこ」という五十音表がありますね?
それと同じような音表が、中国語にもあります。
その音表の発音をひとつひとつ覚えていくことから、中国語学習は始まります。
日本語を覚えていく子供も、最初はひらがな、かたかなから始めますよね?
そして、読めない漢字にはよみがなをつけます。
それと同じように、中国語学習者は、中国語文の漢字の下に、アルファベットでよみがな=アルファベットの発音記号をつけて勉強するのです。
実際は、中国語のよみがなはアルファベットだけではまだ足りないのですが、とりあえずそれは後でご説明しましょう。
それでは、中国語の発音記号を見てください。
日本語の発音記号は「ひらがな」と「カタカナ」という名前があるように、中国語の発音記号も「ピンイン」という名前があります。このピンインに関する勉強は、言うまでもなく中国語学習の基礎の基礎です。さて、とりあえず中国語の「ピンイン」の発音の基本を触ってみよう。
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四声について
日本語のアクセントは「高低アクセント」で、英語は「強弱アクセント」です。
中国語のアクセントは、日本語と同じ「高低アクセント」です。日本語のアクセントは高低の二種類ですが、中国語のアクセントは四種類あります。
中国語では、アクセントのことを「声調(せいちょう)」と呼びます。声調は「声の調子」とか「声色(こわいろ)」という意味ではありませんので、注意してください。
声調には、以下の四種類があり、あわせて「四声(しせい)」と呼ばれます。
第一声(だいいっせい) 高く平らに伸ばす
第二声(だいにせい) 真ん中の高さから上にあがる
第三声(だいさんせい) 低い声でv字型に押し下げる
第四声(だいよんせい) 上から下にさがる

 このほか、軽声(けいせい) 軽く短く

 というアクセントもあります。軽声は、前の音節に軽くそえるときの発音で、単独では使いませんので、四声のうちには入れません。
日本語でもアクセントは大事です。アクセントが正確であれば、例えば
「ニワニワニワニワトリガイル」 
という早口言葉も、耳で聞いて「庭には二羽ニワトリがいる」という意味だと理解できます。
中国語では、日本語以上にアクセントが大事なのです。アクセントを間違えると、言葉の意味がすっかり変わってしまうことが少なくありません。例えば、

第一声でma (ma1) 「お母さん」
第二声でma (ma2) 「麻」=「アサ(植物名)」「しびれる」「あばた」
第三声でma (ma3) 「馬」
第四声でma (ma4) 「罵る」=「声をあげて叱る」
軽声で ma (ma0) 「・・・か?(疑問をあらわす語気助詞)」

以下の例文を発音してみましょう。
例文) Ma1ma0 ma4 ma3 ma0 ? お母さんはウマを叱ってますか?

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半三声について

上記の四声のうち、日本人中国語学習者にとって最も難しいのは第三声です。というのも、第三声だけは、実際の局面では二種類の発音を使い分けるからです。すなわち、
・第三声強調形:単独で発音するときは、低い声でv字型に押し下げる
・半三声:他の語に続けて早口で発音するときは、低い声で平らに伸ばす

 例えば、ウマという意味の「ma3 マー」(馬)という語を発音する場合を例にとりましょう。

 単独でma3と一単語だけいうときは第三声強調形で発音します。
他の語に続けて発音する場合、例えば「bai2ma3 バイマー」(白馬)と発音する場合、ゆっくり発音するときはma3の部分は第三声強調形、早口で発音するときは半三声で発音します。
実際に中国人が会話するときは、早口でしゃべることが多いのです。つまり、第三声は、実際の場面では、第三声強調形よりも半三声で発音されることが多いのです。

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中国語の母音について

1. 母音の総論および「声門閉鎖」について
中国語の母音は「単母音・複合母音・鼻母音」の三つに分かれます。
日本語の母音に近いものもありますが、ごく一部です。
中国語で母音だけ単独で発音するときは、必ず「声門閉鎖」をしてから母音を発音します。例えば同じアでも、中国語のa(声門閉鎖あり)と日本語のア(声門閉鎖なし)では、違って聞こえるわけです。
声門閉鎖とは、こういうことです。
まず、日本語で「アッ」と発音してみてください。小さな「ッ」の部分は、ツと発音するわけではありません。アッ、の小さなツは、のどをキュッと閉めるという一種の符号なのです。
日本語のアッの、小さなツが示すところのものを「声門閉鎖」といいます。
中国語の母音を、前に子音をつけず、単独で発音する場合、必ずまず軽く声門閉鎖をしてから発音します。日本語では、母音のあとに声門閉鎖をすることはありますが、その逆はありません。中国語では、声門閉鎖をしてから母音を発音するのですが、日本語のように母音のあとに声門閉鎖することはありません。広東語(かんとんご)などの方言を除き、中国語に「つまる音」はないのです。
中国語の母音aは、便宜的にアルファベットのaと表記してありますが、英語のアとも日本語のアとも全然違います。中国語のaをしいて日本語のひらがなで表記すると、仮にもし「アッ」をひっくりかえして「ッアー」と表記したら、感じがでるでしょうか。
声門閉鎖をアポストロフィ( ' )で表し、中国語のaを「'a」と表記する方法も、昔は行われたことがありました。
ピンイン(中国語ローマ字)ではいちいち表記しませんが、aに限らず、中国語の母音を単独で発音する場合、すべて声門閉鎖ではじまります。この点を注意してください。

2 単母音
日本語の単母音は「アイウエオ」の五つです。
中国語の単母音は以下の八つあります。日本語より少し多いです。

 a から u までは、ほぼ「口を大きくあける度合い」の順に並んでます。最後のerだけは、やや特殊な母音です。
後半の三つの母音はそれぞれyi、wu、yuと書いても発音は同じです。

なお、中国語の母音の発音練習のときは、特にことわらない限り「第一声」のアクセントで練習します。

 中国語の単母音を発音するコツは以下の三点です。
・すべて「声門閉鎖」からはじめる。
・日本語の母音より口の形(唇の形)をはっきりさせる。
・eとerは、声を出しながら舌を口のなかで動かす。

 以下、それぞれの単母音について解説します。

 a 最も大きく口をあける母音です。日本語の「ア」より口を上下に大きめにあけて、かるく声門閉鎖をしたあと、アー、とノドの奧から発音します。日本語風に「アー」と発音しても中国人にはじゅうぶん理解されますが、中国人の耳には訛って聞こえてしまいます。

 o 二番目に大きく口をあける母音です。英語の「オ」のように口を丸め、かるく声門閉鎖をしたあと、オー、とノドの奧から発音します。日本語風に「オー」と発音しても中国人にはじゅうぶん理解されますが、中国人の耳には訛って聞こえてしまいます。

 e 日本人にとって、最も発音が難しい母音です。日本語「エ」の唇のかたちで、かるく声門閉鎖をしたあと、オー、とノドの奧から発音します。発音しながら、舌の根っ子をノドの奧のほうにひっぱりつつ盛り上げてください。日本語の「アイウエオ」は、どれも口のなかの前のほうで発音し、しかも発音の途中で舌を動かすことはありませんが、中国語のeは口の奧のほうで舌を動かしながら発音するため、日本人にとって最も難しい発音といえるでしょう。

 i ほほの筋肉をつかって口を両脇にひっばり、かるく声門閉鎖をしたあと「イー」と発音します。日本で写真をとるとき「はい、チーズ」というときの「イー」の口のかたちだと思ってください。iを「yi」と表記しても発音は同じです。

 u 唇をすぼめて丸め、顔の前方にややつきだして、かるく声門閉鎖をしたあと「ウー」と発音します。日本語よりも英語の「ウー」に近い発音です。uを「wu」と表記しても発音は同じです。

 u 日本人にとって、eと並んで最も発音が難しい母音です。日本語「ユ」の唇のかたちで、かるく声門閉鎖をしたあと、「ユ」の口のかたちのまま「イー」と発音します。日本語風に「ユー」とか「ユイー」と発音してはいけません。あくまで「ユとイを同時に発音する」のです。
u すなわち「uのウムラウト」は、発音練習のとき以外は、yuと表記します。
(特殊母音)er 上記の短母音eよりアゴを下にさげた形で、かるく声門閉鎖をしたあと、舌先を口のなかで宙ぶらりんのまま奧のほうに移動させつつ「アル」と発音します。

 以上、中国語の単母音の発音のしかたは、どれも日本語の母音と微妙な違いがあります。まとめると、

 ・日本語の母音は短音「ア」と長音「アー」の区別がある。中国語の母音には短音と長音の区別がない。
・日本語の母音を発音するときは、基本的に唇や舌はあまり使わない。中国語の母音を発音するときは、唇や舌を積極的に動かす。
・上記の結果として、中国語の母音の発音のほうが、口の外見がはっきりと区別できる。
・日本語の母音は、すべて口のなかの前半部(唇にちかいほう)で発音する。中国語の母音は口の奧のほうから発音するものもある。

3 複合母音の種類と発音の注意

中国語の複母音は以下のとおりです。
ai ei ao ou
ya ye yao you
wa wo wai wei
yue(=ue)

 中国語の複合母音の発音のコツは以下の三点です。
・まず声門閉鎖をすること
単母音とおなじく、すべて声門閉鎖ではじめてください。
・主母音と副母音の区別を明確に
主母音とは「強く長く」発音する母音のこと、副母音は「弱く短く」発音する母音のことです。複合母音では、原則として、口のあけかたが大きいほうの母音(a o e i u yuの順で上位のほうの母音)が主母音となります。例えばaiは「ア(強)ーイ(弱)」のように聞こえます。日本語ふうに「アイ」と発音してはいけません。
・主母音と副母音はなだらかに結ぶこと
中国語の複合母音は、途中に「切れ目」がありません。例えばaiは「アー・イ」と発音してはなりません。「ア-(だんだん口を閉じて行く)・・・イ」という発音です。
中国語のaiという複合母音を、aとiという二文字のアルファベットで表記するのは、あくまでも便宜的な発音表記にすぎません。中国人の意識のなかではaiにあたる発音は、ai一個で独立した母音なのであって、「ア」と「イ」の合成ではありません。aiという発音表記にひきずられて、日本風に「アイ」と発音しないよう、注意しましょう。

 最初が主母音になるもの
ai アーィ ei エーィ ao アーォ ou オーゥ
・注意 eiと発音するときのeは、単母音のeとちがい、日本語の「エ」そっくりの発音になります(声門閉鎖をする点は違いますが)。eiに限らず、中国語の母音は「やわらかい」ので、その母音の前後にどんな母音や子音がくるかによって、口のかたちがあっさりと変化してしまうのです(そのほうが発音が楽だから)。いっぽう日本語の母音は、前後にどんな母音や子音が来ようとも、口の形が変化することはありません。日本語の母音はとても「かたい」、中国語の母音はとても「やわらかい」と言うことができます。

 最初が i(ないしy) ではじまるもの
ya ィヤー yeィエー yaoィヤオ youィヨウ
・注意 yeのeは、日本語「エ」と同じになります。yaoではaが主母音、youではoが主母音になります。

 最初が u(ないしw) ではじまるもの
waゥワー woゥオー waiゥワイ weiゥエイ
・注意 waiではaが、weiではeが主母音です。weiのeは日本語「エ」と同じ発音になります。

 最初が u=yu ではじまるもの(一つだけ)
yue(=ue) ユエー
・注意 yue の主母音は e で、日本語「エ」と同じ発音になります。

 以上で複合母音は終わりです。
最後にeの発音について補足説明します。
[補足] eは、en ei ye(=ie) yue のときは日本語風に「エ」と発音します。

 -n(語尾にくるn)やiやyuは「唇をせばめる発音」です。これらがeとむすびつくと、eも影響を受けて口をせばめて発音したほうが楽なので、結果として日本語「エ」に近い発音になってしまうのです。

4 鼻母音の種類、およびnとngの区別について

 日本人の耳に「アン」「エン」「オン」のように聞こえる母音を、鼻母音といいます。
an en ang eng -ong
yan yin yang ying yong
wan wen wang weng
yuan yun

 日本語の「ン」にあたる発音は、中国語ではnとngの二つがあります。中国語でも英語でもnとngは全く違う発音ですが、日本人の耳には両方とも「ン」に聞こえてしまい、区別がつきにくいので注意しましょう。

 n 日本語で「反応(はンのう)」というときの「ン」
ng 日本語で「千円(せンえん)」というときの「ン」

 nとngの区別は、ズバリ舌の位置の違いです。
nは舌先を上あごにビタリとくっつけます。例: anの模範発音(模型)。

 ngは舌先は下あごのほうに押し下げ、下の根元を口の奧のほうで盛りあげます。 angの模範発音(模型)。ピンイン表記にひきずられて「ング」と読み間違えないでください。ngのgは、gという音ではなく、舌の位置をあらわす一種の符号だと思ってください。つまり、ngの発音のとき、舌の根元を口の奧で盛りあげますが、そのときの舌のかたちはgを発音するときと同じかたちになる、という意味です。
上述のとおり、中国語初心者の日本人の耳には、nもngも同じく「ン」のように聞こえてしまい、区別しにくいのです。しかし中国人の耳には、nとngは、あたかも日本語で「ナニヌネノ」と「ンガ、ンギ、ング、ンゲ、ンゴ」が違うくらいハッキリと区別して聞こえます。
nとngの区別は、日本人泣かせの発音である、と言えます。例えば、jin1yu2(金魚)とjing1yu2(鯨魚)

 金魚とクジラでは、意味が大違いですが、中国語初心者の日本人の耳には同じ発音にしか聞こえません。
まず、自分で正確にnとngを発音できるようにしましょう。そうすれば、耳も慣れてnとngの区別がつくようになります。

5 鼻母音の発音練習

 まず、anとangで鼻母音の発音を練習してみましょう。両方とも、中国語初心者には「アン」としか聞こえないので、注意してください。
「an」の模範発音(模型) 「ang」の模範発音(模型)

anの練習法 まず日本語の発音で「アンヌ」と言ってみてください。この「ン」のとき、あなたの舌先は上あごの歯のすぐ裏にピタリとくっつくはずです。まず「アンヌ、アンヌ」と繰りかえし、次に「アーンヌ、アーン・・・ヌ、アーン(切って止める)」と言って練習してください。

angの練習法 まず日本語の発音でごく自然に「アング」と言ってみてください(「口をアングリとあける」と言う感じで)。この「ン」のとき、あなたの舌先は上あごにくっつくことがなく、舌の根もとのほうが口の奧で盛りあがるようにしてください。「ング」というときは、口ではなく、鼻の穴から「ング」という声を出す感じにしてください。このようにしてまず「アング、アング」と繰りかえし、次に「アーング、アーン・・・グ、アーン(切って止める)」と言って練習してください。
「アンヌ、アーンヌ、an 」と「アング、アーング、ang 」

 anとangの発音練習をするときは「口のなかで舌を正確に動かすこと」に全神経を集中してください。
舌の位置を動かすことで、結果的に、anとangのそれぞれの「ア」の微妙な発音の違いも無意識的に自然にできるようになります('anの「ア」は、すぐ後に続けてnという「口を閉じる発音」がくるため、無意識のうちに「ア」も「つぶれて」口の前のほうから発音する「明るいア」になります。angの「ア」は、すぐ後に続けてngという「口の奧からだす発音」がくるため、最初に「ア」と発音する段階で無意識のうちに口の形が洞窟のように「くぐもって」しまい口の奧のほうから発音する「暗いア」になります。anの「ア」とangの「ア」の微妙な「色あいの違い」は、カナやローマ字で書き分けることはできませんが、中国人の耳にはハッキリと分かります。中国人は最初の「ア」を聞いた段階で、すぐ後に続くのがnなのかngなのか予想できるのです)。
鼻母音で注意すべきは(複合母音も同じですが)、ある母音の前後にどんな発音がくるかによって、単母音のときと発音の「色あい」がガラリと変わってしまうことです。くどいようですが「日本語の母音はかたいが、中国語の母音はやわらかい」ということを、常に忘れないでください。
日本人の中国語学習者にとって、このような母音の微妙な色あいの変化は、初めのうちはめんどくさく思われます。しかし慣れてくると、このように微妙に変化させたほうがかえって自然で楽に発音できることがわかります。
中国人にとって自然で楽な発音をマスターできれば、中国人と百パーセント同じの、完璧に訛りのない中国語を発音することができるのです。

 次に鼻母音のそれぞれについて、練習をしてみましょう。

anアン enエン ang アン eng オン -ongオン 

・注意 enのeは日本語「エ」に近い発音ですが、engのeは単母音eに近い発音です。anとangのそれぞれの「ア」も、enとengの「エ」ほどではありませんが、やはり色あいが違います。

yanイェン yinイン yangヤン yingイン yongヨン 

・注意 yanはヤンではなくイェンと発音します。aは最も口を大きくあける「最強の母音」ですが、口を横に閉じるy(=i)と、口を舌先で閉じるnという二つの「口を閉じる圧力」にaが前後からサンドイッチされてしまう結果、さすがのaもつぶれて「エ」になってしまった、というわけです。いっぽうyangのaのほうは、「ア」の後に続くのがnではなくngなので、aがつぶれて「エ」になる、という事態は免(まぬか)れています。
・注意 yinとyingの発音の区別は、日本人学習者にとっては、anとang以上に難しいです。 yinの発音練習法 yiと長く伸ばして発音したあと、enと短く発音します(「イー・・・エン」のような感じ)。それを繰りかえし、だんだん短くして「イン」とします。 yingの発音練習法 yiと長く伸ばして発音したあと、engと短く発音します(「イー・・・オン」のような感じ)。それを繰りかえし、だんだん短くして「イン」とします。

wanウワン wenウェン wangウワン wengウオン 

・注意 wanとwangの違い、wenとwengの違いについては、anとang、enとengの違いを参照のこと。

yuanユアン yunユン 

・注意 yuanの「yu」は、日本語「ユ」ではなく、中国語の「 u 」。
yuanはユアンとユエンのどちらに発音してもよい。

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中国語の子音について

子音の種類
中国語の子音には以下のようなものがあります。
子音の種類 無気音 有気音 説明
唇音(しんおん) b p m f 唇を使う発音
舌尖音(ぜっせんおん) d t n l 舌先を上あごの歯のすぐ裏につける発音
舌根音(ぜっこんおん) g k h 舌の根元を盛り上げてノドの奧から出す発音
舌面音(ぜつめんおん) j q x 舌の側面から出す発音
捲舌音(けんぜつおん) zh ch sh r 舌先を口のなかでそりあげる発音
舌歯音(ぜっしおん) z c s 口を閉じて歯のあいだから出す発音

 子音の種類(唇音とか舌尖音など)の並べかたは、おおむね「かんたんに発音できる順番」になっています。
子音のそれぞれの列は、左から右に、無気音、有気音、それ以外の子音、という順番に配列されています。 唇音の各子音(b p m f)を例にとると、bは無気音、pは有気音、mとfはそれ以外、です。
無気音と有気音という区別は、日本語にも英語にもない中国語独特のものです。後(3-3)で詳しく説明します。

2 子音の発音練習のときは後に母音をつける

 発音の練習のとき、子音だけでは声を出すことができず不便です。そこで便宜的に、子音の発音を練習するときはそれぞれ以下のように母音をつけて発音をする習慣になっています。

bo po mo fo de te ne le
ge ke he
ji qi xi
zhi chi shi ri
zi ci si

 例えば、b p m fになぜaではなくoをつけて発音練習するかというと、b p m fは唇を使う発音なので、口を大きくあけるaよりも口を丸めるoをつけた方が発音が自然で楽だからです。つまり、aよりもoのほうがb p m fと相性(あいしょう)が良いからです。
他の子音についても、同様に、発音練習のときはそれぞれ相性の良い母音をつけます。

3 無気音と有気音 boとpoの発音方法

 日本語の子音の発音には、清音・濁音・半濁音の三つがあります。
例えばハヒフヘホは清音、バビブベボは濁音、パピプペポは半濁音です。
中国語には濁音がありません。そのかわり「無気音と有気音」という区別があります。これは日本語や英語にはない発音なので、注意してください。
まず、無気音boと有気音poの発音を、正確にできるようにしましょう。

boの発音練習 日本語の「ボ」と「ポ」の中間の発音です。まず、上の唇と下の唇を軽くあわせます。自分に自分でキスする感じで、やさしく唇をとじあわせ、自分の唇のやわらかさの感触を感じてください。次にボとポの中間くらいの感じで、ボーと声を出してください。

poの発音練習 日本語にも英語にもない中国語独特の発音です。pというアルファベットを当てていますが、英語のpのように発音してはなりません。
日本人にとって、boよりもこのpoのほうが発音は難しいです。
poの発音の手順は、以下のとおりです。
まず、ノドの声帯をふるわすことなく、唇と吐息だけで軽く「ポ」と発音します(非常に小さい声でヒソヒソ話をする感じで、ポと発音する)。この「母音を伴わぬポ」を、ここでは仮に、ひらがなで「ぽ」と表記することにします。
次に、ノドの奧を息がこする感じでホーと発音します(日本人の耳にはホーとコーの中間に聞こえます)。
この二つの発音を、初めはゆっくり、次第に速くつなげて発音してゆきます。「ぽ、・・・ホー」「ぽ、ホー」「ぽホー」という風に。
「ぽ、ホー」「ぽホー」「po」

 poと発音するとき、ピンインでは書き表せませんが、pとoのあいだにホーという、ノドをこする息の音が一瞬聞こえます。「有気音」の「気」とは、このホーというノドをこする息のことなのです。
boとpoの発音練習のとき注意すべき点は、以下の三つです。

・日本人の中国語初心者はboを小さな声で、poを大きな声で発音しがちですが、中国人は全く同じ音量で発音します。boを無気音、poを有気音と呼びますが、これは決して「無気力な発音」「気合のこもった発音」という意味ではありません。
・boとpoの違いは、「息の強さ」の違いではありません。「息を出すタイミング」の違いです。
boと発音するときは、軽くくっつけた唇を開く瞬間に息はぬけてしまうので、ノドの奧をこするホーという吐息の音は聞こえません。それゆえ無気音と言います。
いっぽうpoと発音するときは、軽くくっつけた唇を開いてから約0.5秒ほど、ホー、と、吐息がノドをこする音が聞こえます。つまりpoとは「(母音なしの)ポ+(ノドをこする吐息)ホ+(母音)オー」を短時間に組み合わせた発音なのです。子音と母音のあいだに、ノドをこする吐息(これが「気」)が約0.5秒ほど漏れるので、有気音と呼びます。

 boとpoの区別ができない初心者は、とりあえず、日本語や英語ふうにそれぞれボー(濁音)、ポー(半濁音)と発音してゴマカしても、中国人は理解してくれます。ただし、中国人が耳できくとすぐに外国人の訛りであることがわかってしまいます。
ちなみに逆もまた真なりで、日本語を勉強する中国人にとって、日本語の清音・濁音・半濁音の区別は、とても難しいものなのです。

[参考] 無気音と有気音の発音の違いを練習するときは、小さく短冊状に切った紙を指でつまんで唇のまえに垂らして、bo、poと発音してみるとよいでしょう。正確な発音であれば、どんなに大きな声でboと怒鳴っても、紙は微動だにしないはずです。逆に、どんなに小さなヒソヒソ声でpoと発音しても、紙片はホーというノドをこする吐息の風圧で大きく動くはずです。

4 中国語の子音を発音するコツ

 一言で極論すると、日本語は「母音優先」ですが、中国語は「子音優先」の言語です。 中国語を発音するときは子音の部分をゆっくりめに発音するよう心がけましょう。
日本語では、ほとんどの子音は「一瞬の小爆発」です。ところが中国語では、子音は時間をかけてゆっくりと発音します。日本語の子音のように、一瞬のうちに短く発音してはなりません。
日本語では、子音よりも母音のほうがはるかに強いのです。そのため、例えば
カキ (柿でも夏期でも牡蠣でも)
という日本語では、カのkとキのkは、実は微妙に違う発音になっているのです。
仮に、カのkを k1 、キのkを k2、と表記すると、日本語のカキは、
k1+a k2+i (カ キ)
であって、決して
k+a k+i (クア クイ)
ではないのです。それほど、k1 と k2 の両者の子音は、口のかたちが違っています)。
カキに限らず、日本語では、後にどんな母音が続くかによって、子音の色あいが変わってしまうのです。その反面、日本語の母音は、前にどんな子音が来ようと、決して変化しません。
中国語や英語の母音はゴムのように「やわらかい」ですが、日本語の母音はダイヤモンドのように「かたい」、と言えるでしょう。
くどいようですが、中国語や英語では、母音よりも子音のほうが強いのです。外国人が日本語「カキ」を発音すると、往々にしてカとキのkを全く同じに発音しようとするので、日本人の耳には「クァクィ」のように聞こえてしまいがちなのは、そのためです。
逆もまた真なりです。日本人が中国語や英語を発音するときは、つい日本語の発音のクセで、後続の母音にあわせた口のかたちで子音を発音してしまいがちです。すると外国人の耳には、一発で日本人ふうの訛りだということがわかってしまいます。
中国語や英語を発音するときは、まず子音本来の口のかたちを作って子音を発音し、そのあと続けて(その子音にあうように歪めた口のかたちで)母音を発音します。そして中国語の子音を発音するときは、日本語の子音の一・五倍から二倍の時間をかけるつもりで、ゆっくりめに発音してください。
「子音の発音に時間をかける」。このコツを守るだけでも、ずいぶん発音のレベルが違ってきます。

5 子音の発音練習

 boポオー poポホー moムオー foフォー 

・注意 moは一応「ムオー」とヨミガナを振っておきましたが、日本語のモーの前に小さなム(m)をつけて、mモー、という感じで発音すると、より中国語らしくなります。
foは英語のfと同じく、上の歯を軽く下の唇にくっつけて発音してください。

 deダー teター neナー leラー 

・注意 母音 e の発音にも注意してください
neはンナー、leは小さなル(l)を前につけて、(ル)ラー、という感じで発音すると、より中国語らしくなります。

 geガー keカー heハー 

・注意 heは便宜的にhで表記していますが、英語のhとも日本語のハヒフヘホとも違います。中国語のhは、ノドの奧を息でこするようにして出す発音で、日本人の耳にはハーとカーの中間のように聞こえます。

 jiジー qiチー xiシー 

・注意 jiは日本語のジーとチーの中間のような感じで発音します。qiは「ちヒー」という感じで、q(ち)とi(イー)のあいだに一瞬「ヒ(母音なし、子音のみ)」とノドをこする吐息をもらします。xiは日本語シーとほぼ同じです。
D-6 日本人にとっての最難関の発音 捲舌音(けんぜつおん)について

 zhiジー chiチー shi シー riリ゛ー 

 捲舌音は「そり舌音」とも言います。zhi を例にとって発音の手順を説明します。
・まず、ゆっくり ji と発音します。ji の j を発音する瞬間、自分の舌の先が、上あごの前のほう(歯に近い部分)に一瞬だけ軽くくっつくことを確認し、そのくっつくポイントを記憶してください。
・次に、ji、ジー・・・zhi と、舌先が上あごにくっつくポイントをだんだん口の奧にずらして発音を繰り返すと、自然に捲舌音になります。
・zhiの舌先が上あごに軽くふれるポイントは、ji より少しだけ口の奧です。舌先を口の奧のほうに捲きあげすぎると変な zhi になってしまうので、加減に気を付けてください。

 同様の手順で、qiからchiへ、xiからshiへと舌先のポイントをずらしながら発音練習してみてください。
riは、zhi chi shi と似た舌の位置で発音します。日本語のラリルレロに濁音(゛)はありませんが、しいて漫画風に「ら゛り゛る゛れ゛ろ゛」と発音してみてください。中国語riは、しいてカナ表記すれば「リ゛ー」という感じに近いかもしれません。

 ziズー ciツー siスー 

 ziを例にとって発音の手順を説明します。口を横にひっぱり、yiの口のかたちで、前歯の隙間からzi(ズー)と発音します。ローマ字表記にひきずられて「ズィー」と発音してはいけません。ciとsiも同様の口のかたちで発音します。ciは有気音なので、「つ」と母音のあいだに一瞬、ノドをこする息をもらすよう注意してください。  D-7 三つのi

 中国語の母音がきわめてやわらかいこと、つまり、前後にどんな発音がくるかによって中国語の母音はグニャグニャに変化することは、すでに説明しました。
母音のなかでも、口のあけかたが小さい「ひかえめな母音」eとiは、特に変化の度合いが大きいのです。
ピンインでiと表記される母音は、大別して以下の三つに変化します。
・ (原則) 通常の「i」
口を横にひっぱる「イー」です。ほとんどの子音の後につくiがこれです。

 ・ (例外その一) zhi chi shi ri の「i」
下あごがさがる関係上、口を強く横にひっぱれず、結果としてiの口のあけかたがあいまいな「イー」になる。日本語の「イ」に近い発音です。

 ・ (例外その二) zi ci si の「i」
yiの口のかたちですが、日本人の耳にはウーと聞こえます。

練習 三つの「i」の違いに注意して「xi shi si (シー しー すー)」を発音せよ。 

 なぜ上記のようにiの発音が変化するかというと、そう変化させて発音したほうが自然で楽だからです。

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